初めてのモノクロ
 
 
 
お小遣いやらお年玉やらを貯めて、初めて一眼レフカメラを手にしたのは中学3年の秋。
2年越しの念願が叶ってのことだった。
日々のお小遣いではフィルムを買うのも十分ではなかったが、当時の記録では、フィルム3本目にしてモノクロを通していた。
当時の写真に関する知識の元はもっぱら雑誌で、カメラ毎日、日本カメラ、アサヒカメラなどのハイアマチュアが手にするような雑誌と、CAPA、月刊カメラマンなど、カメラ少年が手にしやすい雜誌の大きく2つの系統があった。
結構背伸びしてカメラ毎日とかを買っていたように思う。
今、雑誌は買わなくなったなあ。


モノクロフィルムを手にした理由は、もちろん雑誌の影響を受けたからで、カメラを手にしたら、次は印画紙へのプリントという思いがあった。
今でも実はよくわからない(上手に表現できない)が、モノクロの階調の美しさだとかそんな知識もうんちくも全くなく、モノクロ表現することの意味を理解する術もなかった。


当然、撮る対象がモノクロとカラーで変わる訳もなく、仕上がったネガを眺めて、なんとモノクロとは味気ないものかと思ったものだ。こんなことならカラーで撮っておけばよかった。
そうは思うものの、ただなんとなく、その後も思いついたようにモノクロフィルムをカメラに通していた。




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[Canon AE-1+P NFD35-105mm F3.5, Fujifilm NEOPAN SS, EPSON GT-X970, 1983 Nov]





ポジといえばコダクローム64、モノクロフィルムといえばやはりTri-Xが憧れだった。
パッケージを手にするだけですでに気分は上々。
でも最初に使ったのはフジのネオパンSS。いつもフィルムを買うお店にフジしか置いてなかったのか、コダックが高かったのかは覚えていない。


あ、思い出した。
フジからお手軽現像キットが市販されていたからだ。試薬セットは買ったものの、現像タンクが売ってなかったので、結局自家現像処理は出来ずじまいだったのだけれど。

 
 
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by f-izuki | 2013-10-02 04:17 | Comments(0)
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