視認していない領域
2013年 11月 27日
そもそもレンズの選び方が間違っているという、そこのところは目をつぶって、視野内で視覚的に捉えきれている範囲を示してみた。
これは今日の現場写真。
紅葉がちらほら目に映え、いい感じだなと思って、ファインダーを覗いてみたら・・・・
脳内の景色とファインダーの景色が違う。
普通、この差を解消するために、寄ったり、レンズを選択したりするのだが、あえてそのまま撮ってみる。
ニコンCXフォーマットの10mmは35mmフィルム換算で27mm。
現場記録用にここのところ持ち出しているのだが、画角的には最も苦手とするところ。
不思議に思われるかもしれないが、黄色の破線より外側は視覚的に認識していない領域。
寄ろうが引こうが、28mmは28mmだから、多かれ少なかれ余計なものが写り込んでしまう。
抽象化がどうのこうのいう前に、生理的に越えなければならないハードルがまずここにある。
で、結局、自分が認識している視野は、この範囲しかない。
画角にしてだいたい40~45mmくらいではなかろうか。
だから僕は50mmが生理的に最もしっくりくるわけ。
もっというと40mmくらい。