予告通り
、CONTAX 139QのB個体を入手しました。
今回、縁あって我が手元にやってきた139君(B個体)についての備忘録です。
まさにパーツ(巻き戻しクランク軸)を求めてジャンクからジャンクへの渡り鳥。
たった1本のピンを入手するために1個体を手に入れる必要があるという、ちょっと非効率なことをやっている。
これはCONTAX S2のクランク軸が折れてしまったことに端を発するのだが、正規のメーカーサービスはとうの昔に解散してしまっており、そうでなくとも製造後20年以上が経過しているクラシック製品になる。
この修理のために、唯一正規に近い修理業者にパーツを売ってもらえないか打診をしたのだが、案の定、取りつく島もなく断られてしまった。
たった1本のピンのために無駄なお金を…と、いきなり話がそれてしまった。
そのクランク軸をS2に移植するために入手したA個体は、ファインダーに汚れがあるものの、機械としては完動品であった。
結局、別個体からクランク軸を求め直すことにした。
前回と同じく、入手先はネットオークション。
1円の商品を1円で落札した。
不動品のジャンク品であった。
もっとも、出品時は167MTと同時出品で、167MTは電池の液漏れが激しく、底板や内部に青錆が浮き、金属も腐食している状態だったため、誰もあえてそのような個体を手にしたくはなかったのだろう。
167MTは単3電池仕様なのである。どこでも調達できるのはありがたいが、液漏れで腐食している個体も多い。
あっさり開始価格の1円で落札となった。
近くでジャンク市があれば、実際に手に取って確認できるので理想だが、地方都市ではその機会もほとんどない。