ソバの花が見ごろ。
実家辺りでは、コメ農家がみな兼業で、稲作はすべて組合方式でやっている。
その組合事業の一つとして、駅そばが立ち上がったのがおよそ20年前。
母もその立ち上げに加わっていて、開業前は練習のために打ったそばを何度も食べさせられた。
幸い、そば屋は評判になり、地元ではちょっとした有名店になっている。
経営が営農法人のため、そばの実を自家栽培することになったのは自然な流れ。
そのソバの花が今見ごろを迎えている。
実家で用事を済ませ、柿の実をもいでソバ畑を眺めていると、近くで写真を撮っている人がいた。
熱心にたくさん写真を撮っている。こんなところで写真を撮っている人を見かけるのは初めてだ。
声を掛けたかったのだが、先方が困るかもしれないと思ってやめた。
相手は女性で、デジタルの一眼(ミラーレスではない)。
こっちはモノクロフィルムを装填した厳ついキヤノンNF-1。
何となく波長が合わないと感じたのだ。
[iPhone SE 2021 Sep]
ソバ畑の押さえはスマホで。
今年の実家の柿は不作のようだ。全体的に実が小さく、虫がついているものが多い。まったく手入れをしていない老木でも、毎年、大きく美味しい実をたくさん付けるのだが。いつもなら実をちぎるのにかなり力がいるのに、今年の実は少し触るだけでポロリと取れてしまう。何か様子がおかしい。
[iPhone SE 2021 Sep]
モノクロモード継続中。
(追記)ソバの写真を撮っていた方は、弟がやっている写真クラブのメンバーさんだった。先方から、弟だと思って近づいて行ったら別人だった、との報告があったという。